本社(本国)側の混乱。
本社(本国)の経営陣は、混乱していました。
日本で起きている状況が理解できないのです。
日本法人が変わりはじめているのは理解できる。
しかし、自分達の考えている方向性と違ってきているのではないか?
暴走か?本社から分裂してしまうのではないか?
情報は伝わっても、感情は伝わらない
遠い海の向こうで起きた出来事は、
情報は伝わっても、感情は伝わりにくいのです。
離れていた時間が長ければ長いほど、
感情的なギャップは大きくなります。
情報‘だけ’しか伝わっていない経営陣は混乱します。
「鈴木にしろ、マイクにしろ、どこか以前と様子が違う」
「鈴木は、以前と比べて行動が遅くなった」
「お目付け役のマイクも、日本法人のやり方を肯定することが多くなった。」
「あいつらは、一体どうしたのだ?」
「マイクは日本法人に感化されて、寝返ったか?」
芽生える不信感
アメリカ本国にいる経営陣からすれば、日本の状況は理解できません。
いえ、正確には‘理解したくない’のです。
彼らの成功は、自分達の手法を否定した上での成功です。
自分達が必死に作り上げた、本国流の成功パターンを否定した上での成功なのです。
はっきり言って、「気に喰わない」のです。
現地にいて、自分達のやり方が通用しない様子や、
日本的の習慣、社内の雰囲気の移り変わり、
そういったものを見ていれば、
「自分達の成功パターンを否定された!」という考えにはならないかもしれませんが。
遠く離れた海の向こうの出来事は、情報だけ伝わります。
どうしても、感情的なギャップが発生するのです。
トップ交代だ!撤退だ!
経営陣の不信感(不快感)がエスカレートすると、
トップ交代だ!撤退だ!そんな議論が始まります。
※黒字でも、そういった理由で撤退してしまった外資もあります。冗談みたいな話ですが。
⇒撤退か?残留か?へ続く!